【Fashion】『にわか』がアーティストTシャツを着る是非について
おはこんばんちわ。
皆さんは好きなアーティストはいますか?アルバムはもちろん、ツアーグッズやTシャツを買うほど大好きなアーティストはいますか?
数年前からロックアーティストのTシャツが大流行しています。特にメタリカがすごい流行ってる。
一過性を越えたと言っても過言ではない、アーティストもののTシャツを着るというこの大きなファッションムーブメントの火付け役に一役買っているのが「Fear of God」の創設者であるJerry Lorenzo。
古着市場に出回っているレアなヴィンテージのロックアーティストTシャツ、ツアーTシャツに自身のブランドのロゴをのせて発売するというありそうでなかった手法がめちゃくちゃ受けたことは記憶に新しいですよね。
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● メタリカ
メタリカと言えば超ベテランメタルバンドであり、おじさんバンドです。 今の20代以下の若者が聴いているとは到底思えない歴史のある古いレジェンドバンドであります。このバンドロゴを模したロゴは世界に星の数ほどあるのでは。
つまり、メタリカTシャツを着ているほとんどの若者は『にわか』である可能性が微粒子レベルで存在しています。
その道のファンからしたら、「Enter the Sandman」も聴いた事もない『にわか』に着てほしくないという人も少なくないと思います。
ちなみに
当の本人のメタリカのフロントマンであるジェームスさんはどう思っているのか。自分たちのバンドTシャツを着ているセレブをファッションチェックする動画がありました。
やっぱり本人としては、どれだけガチ勢なのかをチェックしているようですね。まぁ当然でしょう。やはりそこに愛があって着ているのかどうかが重要。
ちなみに僕はメタリカがそこまで好きでは無いので、着ていません。
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● 『にわか』がアーティストTシャツを着る是非
結論から言います。アリだと思います。(アリかよ!)
バンドへの愛があるか無いかは置いといて、流行に乗って好きでもないアーティストのTシャツを着るという行為。一見するとなんという表面的な消費行動なのだろうと思ってしまいますが、以下のような理由でリチャード的にはアリだと思います。
①新たな組み合わせ
『にわか』だからこそできるファッションの組み合わせが生まれる可能性があります。古参ファンの中ではおそらく、メタリカファンならこうあるべきコーディネートがあるはず。全身真っ黒じゃないダメとか。革ジャンを着るべしとか。
そういう知識0の『にわか』だからこそできるありえない組み合わせが、新たな価値や潮流を生み出していくのではないでしょうか。
本来の道筋や文脈を無視して独自の解釈で発展したファッションカルチャーって結構ありますよね。B-BOYで言えば、白人の富裕層が着ていたラルフローレンをデパートで万引きして着る活動をしていたLO-LIFEとか。
『にわか』が着る事で新たなファッションカルチャーが生まれる可能性もあると思います。
②ファッションは自由である
なんかギャルソンの広告っぽい事言ってますが、ファッションは好きな服を好きなように自由に着てこそ楽しいものだと思います。
『にわか』が着るな!という意見はさすがに乱暴かなと。ただ、こうしたらもっと楽しく着れるよという提案はどしどししていきたい。
③Tシャツがきっかけでファンに
知らないアーティストのTシャツを着ることで愛着が涌き、自らそのアーティストの事について調べ始める可能性は0ではないのかと。そこからファンに変貌していく可能性はあるはずですよね。
いろんな価値があるので、こうあるべきと締め付けるのではなく新たな価値が生まれる事を期待して多様なファッションを楽しむ事が大切だと思います。まる。
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