【Fashion】今月号のPOPEYE(10月号)を読んだら、今持っているNew Balanceを大切に履こうと思った
おはこんばんちは。
リチャードです。
タイトル通りなのですが、皆さん今月号のPOPEYEはお読みになったでしょうか。ツイッターを徘徊すると結構評判のようですね。一部を引用させていただきます。
ポパイの今月号、久々に買おうと思えるテーマ。
— いわべえ (@MgxTDCLwCAeqLZi) 2017年9月13日
いつもカレーだの何だのどないやっちゅうねん(笑)
今月号のポパイは面白かった。
— けーた (@keita_0513) 2017年9月9日
やっぱクラシックなプレッピー、ivyスタイルはカッコ良いね😎
おっさんなったらこういう格好してビシッと決めたいなぁ
もうすぐ秋だからやっと大好きなBarbourを着れる季節到来😊
僕も久しぶりに買いました。僕は2013年の9月号「チープシックを知ってるかい?」特集号で、ポパイに目覚めました。当時ブランド志向に凝り固まっていたリチャードは「チープシック」という価値観、安い高いやメゾンブランドかそうでないかは関係なく、「変化なしに何年も着続けられるような、つくりのしっかりした、ベーシックな服」を大切にしようという考え(だったはず)に雷にうたれたような衝撃を受けました。つまり、安かろう悪かろうでも無く、ブランドを毛嫌いする事でもない。何年いや、何十年先もずっと大切に着続けたいと思える、そしてずっと着続けられるしっかりとした作りの服っていいよね。っていうことだ。流行とかそんなんじゃねぇ。
その号以来、というかArt Directorが前田伸晃さんに変わってからずっと買い続けていた。が、いつしか惰性で買っているのに気がつき読みたい号だけを買う事にしてからはここ最近は買ってなかった。
前置きが長くなってしまいました。ってわけで、久しぶりに買った今号のハイライトはやはりアンディー・スペード氏の「THE CLASSIC HANDBOOK for CITY BOYS」ではないだろうか。
【これはクラシックな着こなしの指南書ではない。クラシックな着こなしの裏にある“考え方”のひとつである。】
上の一文は、例のハンドブックの冒頭にある導入である。アンディー氏の自分なりの着こなしの哲学を紹介するという book in book という訳だ。氏はこう語っている。
「それをそのまま真似しろと君に言っている訳じゃないことを最初にここではっきりさせておきたい。(中略)僕がやることなんて、やるな。君がやりたいことをやれ。自分自身でいる事が大事だ。服よりもマインドが大事だ。マインドは服を導くが、服がマインドを導く事などない。服の背景にある思想こそがすべてなんだ。(攻略)」
なるほど。
服よりもマインドが大事で、服を操れるのはマインドだけだということか。似たような文章を以前どこかでみたよry)
つまり、これが正しいという訳では無く、あくまで「アンディースペードだって、こんな着こなしもアリとしているんだよ」ということか。
そしてアンディーが正しい訳ではなく、というか正しいとか悪いとかではなく、「ここまで過激にやっちゃうのもアリ!でもクラシックに正統派に着るのもいいよね!みんな違ってみんないいよね!」という懐の深い価値観と、服を自由にきる楽しみをポパイは伝えたい訳だ。好きだ。
個人的には、「面白いなー、うまく行くならやってみたいなぁ」と思ったのがこちら。
M990のデザインはもともと野暮ったさもあり、どこぞの無名メーカーでも作れそうなスニーカーっぽいデザインが特徴なのだが、そのNロゴがNew Balanceとしてのブランドを主張しすぎていた。そこで、Nを剥がしてしまったという訳なのだが、なかなかどうしてかっこいいじゃない。アンディーさんはもっとコンセプチュアルなアイデアから剥がしている用ですが。この匿名性の塊みたいなスニーカーとても大好きです。よく見ると、グレーのシューレースに変えてるね。
とどのつまり、遊び心を忘れないという事かしら。
伝統を大切にしつつ、自分らしさ、ユニークさ、遊び心を大切にする。
でも、お金のないリチャードにはここまで遊ぶ勇気はありませんでしたとさ。
だってM990って1足2万5000円もするんだよ。お金持ちの遊びだった。まる。
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